2011年3月19日土曜日

皆様のご支援に感謝です。

避難から八日目土曜日、会社と自宅の復旧に努めました。
社員さんのN君が自主的に手伝ってくれました。また、S君も
宇都宮まで届いている、金具を取りに行ってきてくれました。

朝八時から、青年会議所の後輩が大型クレーンで駆けつけてくれ
倉庫にしていた貨車二両が傾き、道路に転がり落ちる
寸前であったのを あっという間に吊り上げ、復旧させていただきました。

また、同じく青年会議所の後輩の水道屋さんも、第二工場の
漏水対応に 来て頂き、とりあえず応急処置をしていただきました。
こちらは重傷で、バイパス工事がさらに必要とのことであります。
しかし 仮復旧には感謝です。

午後からは、やっと自宅のメンテナンスです。ボイラー系統が故障しお風呂は
市内の姉宅でもらい湯の日々でしたが、姪の夫にメンテして頂き、燃料屋さんに
とりあえず回るだけの燃料を給油して頂き、なんとか自宅のお風呂に入ることが
できました。引き戸の戸車を交換しスムーズに引き戸が開けられるようになり
母に喜んでもらいました。

それにしても、周囲の方々のご支援に本当に感謝です。
ダンボール屋さんに燃料の軽油を分けていただき、なんとか
リフトを稼働させるようになったり、スタンドさんも、在庫がない中
乾燥炉を廻すだけでもと、配達していただいたり、工場を稼働させるため
運送屋さんにも最大限の努力していただいております。

創業者の父に、買っていただく方もお客さん。売っていただく方も尚お客さん
運んでいただく方もお客さん とよく教えられました。

この震災でしみじみ父の姿勢が、素晴らしかったことを確認しております。

そして、大企業より、中小企業とオーナー企業の方が、頼りになることも
判りました。石油業界ににしても、出光さんの対応が早いとのこと。

東電さん保安院の対応を見ても皆さんおわかりと思います。
福島県の前県知事さんは、経済産業省の原子力政策をチェックする
機関の保安院が、経済産業省の下部組織であるのは、本当の意味での
チェック機関であり得るのか・と訴え続けておりました。

現実的に保安院は、東電の報告を発表するのみで、自らの測定並びに
保安院としての対応は何一つないように思います。
現に、東電の事故現場から離れた福島県の対策本部にしか常駐してないとのこと。
みなさんちょっとおかしいと思いませんか。

マスコミ報道も、放射能が通常の何百倍という報道をするので、
一般の人は、そく被爆と誤解してしまいます。

全国民もっと専門家の正しい知識の情報を、得る必要があると思います。
本日お昼時点での、ねもくんち本宮市の放射能測定地は、7.3マイクロシーベルト
とのことで、昨日より値が下がってきております。そして人体には影響ないレベル
であることなので、どうぞご安心願います。また、原発より55Km離れております。

報道では、キャスターや官邸詰めの記者などが、責任追及や政治家と同じ
重箱の隅をつつくような質問をしているのを聞くたびに、現場に来てほしい
と思います。今は理屈抜きで、全員でこの難局を打開するために力を合わせる
時であり、理屈をこねている場合ではないと思います。それは今後の検証時に
して頂きたいと思います。 それにしても、東電の現場で、自己の危険を顧みず
活動頂いておる関係各位に、ただただ感謝と無事を祈るばかりです。
成功して、日本の国力を世界に示して頂きたいと思います。

ねもくんも加わって作ったFMコミュニティ放送局が、今地元で大活躍です。
スタッフはすべてボランティアです。
インターネットのサイマルラジオで聴けます。FMモットコム77.7メガヘルツです。
一度聞いてみてください。

早くモーニングコールは、エリアメールの緊急音と揺れそして、ヘリコプターの
爆音で起こされる日々がなくなるように祈るばかりです。

ご支援に感謝し、頑張っているねもくんより